映画 THE FIRST SLAM DUNK感想 ネタバレあり
THE FIRST SLAM DUNK見てきたのでネタバレを含む感想です。
原作既読、アニメ版も全話視聴済、リアルタイム世代であり1番好きな漫画は?と問われたらスラムダンクと答えますし、小・中学校とバスケをしてました。
声優変更発表とPVでかなり否定的だった立場からですが、ファンの方はこの映画を見ることをオススメします。
あのセリフがない、そこをカットするのか等々原作マンガをそのまま映像化したものではありません。ですが、バスケの映像としてしっかり見れる作りになっていました。(3DCGでの表現は反対派ですが)
原作における会話やナレーションから見えるドラマ性を本作は最小限にしています。実際にプレイしている試合ではあんなにも会話は生まれませんから。そのためリアルなバスケ映像として試合は見れました。魚住も晴子さんもコートまで降りてきません。
ギャグシーンはありますが、赤木にカンチョーした際にゲンコツされた桜木に漫画・アニメ表現あるあるのタンコブはありません。また、アニメ放映時では選手をアップにする、もしくは強調するシーンでは背景を単色や渦を書いたりとアニメ表現がよく見られましたが、本編はコートや観客などが映っています。
そして物語のドラマ性を宮城リョータに託したように受け取れました。前半戦を大幅にカットして、宮城リョータを掘り下げています。
スラムダンクリアルタイム世代はどうなんでしょう、リョータの母親ぐらいの年齢でしょうから配偶者と長男を亡くしている所のバックグラウンドはあまりにもあんまりじゃないかと思ったのではないでしょうか。自分は「ピアス」を知っているので、放映前PVで兄のことはそうなんだろうと予測しましたが、ここまではやりすぎだよぉ・・・とは思いました。
見ていると、自分は今までリョータの性格というものをしっかり考えたことがないなぁと気づきました。赤木をダンナって呼ぶリョータが兄をソーちゃんと呼ぶのが似合わないと思う反面、彩子のことアヤちゃんと呼びますしありなのかもしれません。(本作のリョータが小さい時に兄をどう呼んでいたかは覚えてません)
母上様と手紙を残すのはダンナって呼ぶリョータだからしっくり来ましたが、兄より自分が生きていて申し訳ないと感じていたことはかなりショックでした。飛び蹴りかます武闘派な所や、豊玉の板倉への煽りから繊細さは感じなかったからです。
兄に帰ってこなくていいと叫び帰ってこなくなって、バスケでは比較され、母は兄のバスケ映像を見ていて。リョータは兄ソータになろうとしていたんだと思います。
山王戦それぞれの戦い、成長がありますが赤木は赤木、河田は河田。と同様に、リョータはリョータなんだと思います。ソータにはなれない、だからソータのリストバンドを母親に渡したんだと思ってます。
リョータの母親が仏壇前で座っている所に生前のソータは俺がキャプテンになると寄り添えた。もう一回同じようなシーンで、ソータは片目涙を流して立っていました。亡くなった自分には何も母親にできないから泣いているんでしょうか。デカくなったリョータは母親に寄り添えました。
母親もリョータにソータのようになって欲しかったわけではないと思います。ただあまりにも辛いので思い出にもできません。リョータのバスケを見ると、ソータの不在を感じさせます。
ですからエンドロール後に流れるシーンで、ソータの写真を並べてあるのがすごく胸をつきます。自分はアニメの通称あの花で「わすれてわすれないで」ってのがタイトルがすごく好きなのですが、辛い思いをするなら忘れてしまってほしい、だけども忘れられるのは辛く寂しいから思い続けてもほしいという気持ちです。
エンドロールの名前も一番初めに宮城が来ますし本編は宮城が主人公です。桜木が主人公としてフューチャーされてませんが、試合そのものではリバウンドや、やまおーは俺が倒すやら左手は添えるだけやらで十分主人公してたので十分じゃないかという印象です。
山王側の掘り下げが唯一沢北だけありました。試合後の堂本監督の名言すぎる名言がそれで着地するのですが、本編を見ていると湘北5人も負けたことがある≒大きな挫折があったから勝てたんかなぁとも思うし人生はバスケだけではないのでバスケ外で活きる言葉だと思ってます。
またアメリカ行きですが、この時代だから思い浮かびこの時代だから自分は受け入れられたと感じました。
他 雑感
・やっぱ3DCGは見ていて違和感がある。引き絵で各々動いてる所とか特に
・声優の違和感は桜木だけすんごい。終始
・ファーストって入ってるから、山王戦前半だと思ってましたが全編やったので
これがアニメ化最初ってことで昔のを黒歴史にするおつもりでしょうか
・PVで流れてる10FEETの曲はダサかったけど、本編だと無茶苦茶カッコよかったです
・宮城って少し色黒なイメージがあるので沖縄はありっちゃありだけど、方言きえさってますよね
・試合中シーンおもわずナイッシューとか言いそうになった
・安西先生が奥さんとランニングしてるシーンいい
・顔面シュートのくだりはいつ見ても1031
・2023年でも深津のインテンションファール見れて良かった
・しっかり海南のユニフォーム来てる集団はわかりました
・河田が1番すこ
・桜木、三井、宮城が片手だしてガッツポーズする煽りもやっぱりすこ
・最終盤面でゾーンプレスはやっぱドン引き。そこまでするか堂本くん
・エヴァが終わったように、山王戦も映像化して終わったんだなと。見たかったけど、また区切りをつけさせられた
打って走って守る。だけの単純じゃない野球【すごく・・・おおきく振りかぶって】
毎年夏になるとやってくる甲子園の中継。プロ野球はほとんど見なくなったけど、夏の高校野球は毎年見ている。
点数が開いていても逆転する可能性、負けたチームの悔し涙、など高校野球にある「ドラマ」が好きで見ていたのが『おおきく振りかぶって』というアニメを見てそういう「ドラマ」以外の所へも目が向くようになった。
『おおきく振りかぶって』・・・月刊アフタヌーンで連載している原作漫画をアニメ化したもので、新入生のみ10人の野球部でもちろん甲子園優勝を目指していきます。
■本作を見た時の驚き
主人公、体育会系じゃないんです。恵まれた体格ではないし性格はウジウジして意見が言えない、時には泣き出します。ポジションはピッチャー。
彼がピッチャーでチームが勝つにはどうするか。
1話で出る答えはキャッチャーの配球です。
田舎でそれなりに広い場所があり外で遊ぶ時は野球だった身としては、野球の打者って来た球を打つだけでした。
そこに、読みの球種(ゴムボールなんで結構色んな球投げれるんです)やコースなんてものはなかったんです。少し大人になり野球をしなくなって、野球部の友達と話してもそういう話をしたこともなかったのです。
野球中継の解説の言うコースがどうのこうの、見せ球どうのこうのなどは理屈がよくわからなくて頭に残らなかった。
理解できるのはこういう時バッターは、ピッチャーは、どういう心境なんですか?というその心境解説する意味ある?ってやつか、この回は□点で抑えたのは良かったんじゃないですか?□点入れたのは良かったんじゃないですか?っていうそらそうやろっていう感想しかない実況の言葉だ。
しかしこのアニメで野球観が変わった。
一球一球、キャッチャーの意図と観察・もしくはバッターからの意図と観察、読みが語られる。
どうやら野球の試合で投げられていた球ってのは思っていた以上に情報がたくさん含まれているようだ。
アウトローにカーブを投げて、バッターはゴロを打ったとしよう。
この球の前が、ストレートを投げていたので球速の落差がありタイミングが合わずゴロを打ってしまう。つまり、ストレートの後に変化球がくることを考えてなかったのでうまく対応できなかった もしくはアウトローが得意なので手を出したがコースがギリギリで上手く打てなかった。
そういった打席の内容を覚えていることだ。ここに本当に驚いた。
このバッター前の打席、この球種には手を出さなかった、この球種:コースでアウトにとった
このピッチャー前のバッターからこの球種ばかり投げているからこいつを狙う
そういうことを頭に入れているのだ。データでこの球種・コースに弱いぐらいの情報は頭に入れているだろうとは思っていたが打席ごとの組み立て・内容も頭に入れているとは思ってなかった。野球選手って脳筋ぽいイメージだったからだ。
■野球のルールがわからなくても
その1
1話ではメンタル激弱の主人公をピッチャーとして使うため、キャッチャーは契約を迫ります。1話タイトル「ホントのエース」にするために。
主人公はエースになるのと引き換えにキャッチャーの指示に通り、サインに首をふらないことに契約します。
高校生の
部活の
ピッチャーとキャッチャーに契約関係が一体どこまで通用するんでしょうか。チームメイトになれるのか。「ホントの」って言葉の上っ面だけに感じる点もいいです。そこを見てもらいたいです。
その2
チート能力4番サード田島君の明るいバカがカワイイです。やはり高校生。野球の試合だけじゃなく練習や学校生活も見ていて楽しいです。
その3
野球している選手だけに視点は行きそうですが、この作品はその親や応援団にも何度か視点が向きます。甲子園の中継でよく聞く応援団の曲はそういう曲名だったのかと気づいたことも。チームメイトの親同士のつながりも新鮮です。普通にそっちに目いかないじゃないですか。
■オススメエピソード
エピソード紹介するのだからネタバレあるんだゾ
全部で1期25話、2期13話あります。
特に2期が好きで、OPがガリレオ・ガリレイの「夏空」って曲なんですが映像に何度か青空が入ってて夏ぅっ!って感じもOPの入りがまっさらなマウンドに入る主人公っていうのも最高なんです!
で終盤も終盤ですが 2期の12話 タイトル「9回」
12話は全編通して本気度が違います。物語上かなり重要な話です。ぼくここ話でなんど見ても泣いちゃいます。
この9回表0点で抑えてって流れの中、ホームランを打たれます。
打たれるな!と込めた球を完全に読まれた所。ここで力量・経験の差を感じ、打たれた瞬間ボールを追う三橋の顔とチームメイトの表情。心が折れた瞬間が映る中、流れる音が小さく相手チーム応援歌のみでホームラン打たれた時の望みが途絶えた気持ちってこんな感じなのかと思います。演出の巧さがヤバイんです。
ここで投げたいところに投げられる投手が投げられなくなった時のカメラ視点
このカメラ視点の動き。キャッチャー目線ってのが余計に彼がまともに投げられなくなったことの実感。
この後続くチームメイトのエラーと、裏の1点返す所。ここのカメラの視点動きはぜひ本編でみてもらいたい。臨場感ありまくりでぜひぜひぜひ見て。
この試合で負けるんですが、すっごく大切な成長が見られたことがもう感動しまくりんぐなのです。最終的にやっぱ高校野球にあるドラマに帰結するんですが12話「9回」みてください!
■最後に
夏で思い浮かべたのは、もう一つゼーガペインっていうアニメ作品です。
6話まで見てよく言われる作品です。ネタバレしながらじゃないと伝えられないので避けましたがゼーガペイン、ダイダイダイダイスキなんです。
真っ暗の部屋でイッキ見してちょっとの間精神的にこのアニメから抜け出せないぐらいになって驚きました。それぐらい没入感があって、現実を見た時の寂寥感がヤバすぎるんです。
9/1に書くことに意味があるのでそれもあってやめました。
9/1という日に (キリッ って最後締めて記事書こうと思ってたんですけどね。
アイスバーン登場回フリースタイルダンジョンでの思い出したことなど
追記:2017/9/4
そういえばシーズン2のFSDにモンスターとしてローカル出の儲かる芸エフ・オー・アール・ケーことFORKさんが登場してますので、彼の登場曲ご案内します。
所属するクルー、何度も言ってるので覚えてるでしょうがアイスバーンのアルバム「RHYME GUARD」の11曲目の表題曲「RHYME GUARD」です。
文字起こししたらアガんのはFORKさんの方やから。
紹介は終わりです。以下が当時のままの記事です。
ヒップホップが好きで、特に韻を踏んでる曲がスキな僕としてはICE BAHN(アイスバーン)はとても耳に心地よい方々であります。
そんなアイスバーンが、ついにフリースタイルダンジョン(以下FSD)に登場しました。
今夜です!ぜひ!#フリースタイルダンジョン#ICEBAHN #玉露 #KIT #FORK#テレビ朝日#FSD pic.twitter.com/5JnVpLLc6L
— ICE BAHN (@ICE_BAHN) 2017年1月16日
彼らの登場回でこれはアイスバーンをもっと知ってほしいっていう、最近こっち方面に興味が湧いたよって方へ一口メモみたいな解説記事です。
ヒップホップは人物の背景、文脈があるのも面白いのです。
まず、メンバーは3MC+1DJです。
左から FORK(フォーク) 玉露(ぎょくろ) KIT(キット)
・左
FORKから紹介しますね。ほぼこの人でこの記事は埋め尽くされます。
FSDをずっと見ている人は気づいてるでしょうが、晋平太が審査員から降りてその席がゲスト審査員枠になった時が初登場ですね。
個人的には日本一のMCだと思っています。フリスタ、音源ともに最高です。R-指定より上だと僕は思ってます。
FSD自体、なんでフォークをモンスター枠で最初から出さなかったのか納得行かなかったぐらいであります。
1.UMB2006
主だった成績は、やはりUMB2006年チャンピオン。FSDに何回か出ている韻踏合組合のヒダディーとの試合は伝説です。延長してさらに延長ってのもUMBの中で初めてだった記憶。
このUMB2006年の決勝戦の相手が、FSDアイスバーン登場回のゲスト審査員カルデラビスタです。UMB2005年優勝者です。
カル呼んできたのもアイスバーンと縁があるからだと思ったり
UMB2006年年末の決勝で相対する前に、2005年3ON3のMCバトルで(これもゲスト審査員や高校生ラップ選手権でおなじみ、ダースレイダーが主催)カルデラビスタと他2人のチームとアイスバーンで決勝戦対決してます。
メンバーのKIT(当時はジャップキットって名前だったような)が2人抜きしてから大将カルデラビスタに負けてFORK登場。負けますが。
「こんなおチビちゃんには 持ち時間ももったいねぇ」っていうラインが気持ちいい。なお、UMB2006年決勝でもカル相手に同じライン言います。
その後、大将玉露は
「お前は踏めてないここに五文字以上。踏めるやつだけがここにいろ」から全部ケツに5文字以上踏んできたのと、
「カルデラビスタ?カルデラビスタ? 俺はしねぇ軽めなディスは」っていうラインもカッコよすぎて2006年UMBの決勝でカルデラビスタ本人がサンプリングして言ったりも。
カルデラビスタも3ON3の試合からフリースタイルのスタンス変えてきたんだと思うのですが、ケツに韻もってくる今のオーソドックスな形になりましたね。(当時は、ケツに毎回韻踏めるやつ少なかったです。たとえネタ仕込みだとしても)
2.B BOY PARK2003
フォーク対般若
BBOYPARK一番の華 MCバトルがこの年で終わった原因じゃねと言われたような。フォークマスターって名前だったような。
今でこそ、ラスボス般若 って言われてますけどDQNクルー 妄走族の切り込み隊長的な感じで粋がってた時でもあり、審査員の判定でフォークが勝ったのに納得いかねぇとブチ切れてクルー上がってきて舞台上でゴネました。
この時司会が、勝負は決まってたのに般若達が怖かったのか客の声援聞こうやってなったんが荒れまして。
そして明らかにフォークの方が大きかったのに、どっちかわからんって言ったり、フォークの方が大きいように聞こえたって言ってしまいまた荒れる。そしてそして、「もう一回コール」が上がったからってもう1回してもかまわないとか言っちゃいまして。まぁ荒れに荒れたやつです。
この荒れ具合で次の年なくなったと思うんですけど、当時はガラケー使って魔法のiらんどとかある時代で、いくつかヒップホップ関連のサイトチェックしても荒れた詳細がわからなくて、とにかく目についたのがG.Kマーヤンがステージで野糞して荒れた。っていう一文でした。
何度も見ましたよ、G.Kマーヤンが~って枕詞。
なんで、ラスボスとして君臨する般若をフォークはどう見てるんだろうと思ったり、クレバぶるってんじゃねぇっていう前にフォークさんと今一度勝負した方がいいんじゃないでしょうかと思ったり。
3.韻踏み
日本一だと思うのは、韻のセンスです。まぁ子音踏みがうまくてですね。
トラックのツインBってのは、玉露とキットの二人がトラック作ったときの名称ですね。
んで、フォークの1バース目
「能書き、脳がキー」「猛吹雪を毛布抜きで」「こえて肉弾戦でテクニックだせん」「脱落だ辛くても立つラクダ」
聞いてて心地いい韻の連続ですよね!?
この曲のフック、「お前が希望とか夢 捨てた時点で死亡と書くぜ」はパンチライン。
2バース目の入り
「クラブの片隅で花咲く品種 これが2008作品集」「あてになるはずない医学書 I.B DAアルバム第2楽章」
アイスバーンの曲聞くと察すると思いますが、トラックがアレです。韻踏みにパラメーターふりすぎてアレです。
なので客演を。
フリースタイルダンジョンの審査員でおなじみ、KENTHE390とモンスターのサ上とやってる曲。
最後にフォークに惚れ込む曲
ICE BAHN - クラウチングロケット(大怪我MIX)~KOBE CLIENT
http://www.nicovideo.jp/watch/nm3106961
ニコニコでサセン。PCからじゃないとダメっぽくてサセン。でもKOBE CLIENTのフォークのバースは聞いてほしいの
3:52~から震えますわ。ほんとこれは聞いて。踏みすぎて気持ちよすぎる。うおおおおおおって言いますわ。フローも子音踏みももうまじでぱないの!聞いてよ!何度戻して聞いたかここのライン
はい、もうフォークにハマったでしょう
・真ん中
つづきまして、玉露
アイスバーンのリーダーです。
フォークのこと話す熱量でちょっと疲れましてここから明らかに熱量さがっていきます。
玉露も、BBOYPARK出てます。準決勝ぐらいだったかでKREVAとあたります。3連覇目の年ですね。
クレバのプロップスがなければ勝ってたんじゃないかと。
2006年あたりで真偽は不明でうろおぼえですが、フォークが玉露には勝てないだか敵わないだかって言ってた記憶。
ほんと、韻踏むのは上手いです。
フォークは意味が通る韻踏んでますが、玉露はどっちかいうと踏むために踏んでるのでパッと意味が通る感じではないです。
アイスバーンのライブはフリースタイルが当たり前に入ってきますが、むしろやりすぎてフリースタイル自体飽きたと言ってたレベルなんですが(ポッドキャストでオレンチ通信での発言。何年前にやってて、いつ終わったのかも覚えてない)、サイファーとかでも結構ガツガツ入り込んでくるスタンスです。
・右
そして、次はKIT
フォーク、玉露という化物2人さえいなければどこいってもエース張れる実力です。
よって、フリースタイルではフォーク、玉露にほとんど活躍を奪われ目立たないです。
音源は、結構な数でケツの母音が「え」な印象。
またまた、ネットでみた真偽不明の情報ですが、アイスバーンでこいつだけはなんかやべぇ目してた。オーラ出してた。殺られるって思ったって見ました。
・DJ
もともと5人で(ファースト・アルバムのスタートレックのジャケでいます)
初期は女性のDJのメグちゃんがいました。脱退してます。
も一人、DJボルゾイがいました。何かの理由で脱退しました。
んで、何年か前にDJビート奉行になりました。このあたり、いつだったかもう記憶が・・・
・客演とか、オススメ曲とか
①客演
2016年のフリースタイルダンジョン 年末のこうはく歌合戦のゲスト審査員でYOUTH(ユース)って方出てたの覚えてますかね。
岡山のMCでBBOYPARKのMCバトル出てた方なので結構ベテランです。2007年あたりのUMBで、「ビーボーイパークの生き残り ~~意地誇り」ってライン覚えてます。
このユースとアイスバーンと、後1人か2人でCUT-Bプロジェクトってクルー結成してて、BBPのアルバムでやった曲がめっちゃ良かった記憶あんですけどもう音源なくしてあいつーんにも入れてないです。ほんと久々聞きたい。俺ら押韻主義ー俺ら五人組ーってフックだったような・・・
このCUT-Bプロジェクトの再結成非常に待ち遠しいのですが、引退してる人もいんすかね。ミクシィがまだ生きてる時代に(今生きてるのかしらん)、CUT-Bプロジェクト再開するって見た記憶あんですけどねぇ。
②客演
後、フリースタイルダンジョンの審査員エローンがいるクルー韻踏合組合との曲で「ベストマイクロフォニスト賞 」って曲あんですけど、いいタイトルですよね!
フォークの後に、ヒダディーってのがまたいいです。やっぱり後ろなんやと。認めてるんすよねぇ。
③オススメ
上にあげた曲もいいですし、ファーストアルバム収録曲「クラウチングロケット」の最後の最後バースで3人とも全踏みしてます。
全部韻踏んでます。全部です。な、何言ってるかわからねーと思うが、俺も何をされたかわからなかった。
狙ってやってます彼ら。この曲だけで、そこらのヒップホップのアルバムに入ってる韻の数越えてるんじゃないかと思ってます。
④そういやドタマとやってた
モンスターのドタマさんと、UMB2016優勝者ナイカMCのタッグとアイスバーン+1でやったバトル。
3:20~から見もの。ポッターと言えば 名前は?
さぁて、押韻主義みなさんいかがでしたか!もう気狂ってるぜー韻踏むってすげー
「英国の妃様が拉致。犯人の要求は首相が生放送で豚とファックしろ」っていうドラマ
ネットフリックスのオリジナル作品に「ブラック ミラー」という1話完結のドラマがある。
シーズン1の1話が記事タイトルの通りだが、も少し詳しく言うと
イギリスの人気者のスザンナ妃が拉致された。妃は動画で犯人の要求を言う。
「今日の午後4時に首相は生放送で豚と性行為してる様子を放送せよ。」
犯人の意図は?首相はどうする?
というもの。
僕ははてなブログのキャンペーンで観るべき海外ドラマっていうお題の中で、
拉致されて、犯人の要求が首相が生放送で豚とファック
ってどんだけすごそうなドラマやねん!最後どうなるか興味津々でみるみる!
ってなった口だ。
まだ見てなくて気になった方は、ネットフリックスで見てください。
もしくは、この先ネタバレしてます。結局どうなるかを言います。
僕は気になった人はネットフリックス見るか、この先で首相はどうするかストーリーはどうなるかネタバレします。
いいですか。
警告しました。
1話の流れをざっと書きますね。
「
冒頭、首相は動画を見せられ要求を聞かされます。
この動画はYOUTUBEにうpされており、国民にも知られています。
国民はこの時、首相に同情的で犯人の要求を飲むべきではない というのが多数でした。
ですが、妃の指と見られるものがテレビ局に届き、切断したときの動画も一緒に送られてきたことをテレビが放送し国民は、首相は要求に答えるべきであるというのが多数になりました。
合成で違う人で対応しようとしていたこともバレ、犯人と潜んでいると思われる場所も空振り。
国民は店に集まったり、家でその時を待ちました。街はガッラガラです。人っ子一人いません。
午後4時 首相は
豚とファックします。
そこで画面は、国民の表情で構成されます。
首相が何やってんだよって馬鹿にする顔
豚とやってる姿が気持ち悪く顔を背ける人。
しかし、皆軽蔑している目を向けるのです。
その後 町中で妃は見つかりました。
なんと監視カメラの映像で期限午後4時の30分前には解放されていたのです。
1年後、首相は在職していて支持率3%アップ。
」
というもの。ここからはこの話の感想と気づいた構造です。
国民が妃を救うことを望んだ通り、救う行為をしているのに軽蔑される首相。
なんだこれは・・・
支持率3%アップてのが味わい深い。豚とファックした首相のイメージで通しても受け入れられないのか、ここまでやってくれるから信頼感なのか、同情なのか。それともいい政策打ち出してるけど豚とファックのイメージで結構相殺されてるのか。
きりがない。
だがだがだが、みんな生放送に釘付けでこんな馬鹿げたことに釣られなかったやつがいたら妃は見つかって首相もあんなことすることなかったわけだ。
僕なら生放送は気持ち悪いからみてないだろう。
所詮、他人事であり面白がってテレビに釘付けなんだお前たちは って言いたいんだろうけど大多数がそうでも同じ立場なら見ないなって思った。
それにみんなよくも釘付けで見てられんな。ともすこし引いたりも
今読んでる、あなたも実際に立ち会えば見ないだろうっていう方もいるのでは。
でも後で突きつけられるわけです。
そういってもお前はこのドラマを見たんだ。
途中で観るのを辞めることもできたのに。
結局首相はどうするか。見たかったんだ。
なんで警告したのにあなたはここまで読んでるんだ
今から観るべき海外ドラマを3つ教えてやる 特別お題「年末年始に観るべき海外ドラマ」
僕の契約しているネットフリックス明日で無料体験が終わる。
無料体験後、月額料金払っても見たい作品が絶えないのでキャンペーンに乗っかります。
今、あるいは年末年始でみるべき3つ
- ●ハウス・オブ・カード
- ●SUITS(スーツ)
- ●フラーハウス
1.ハウス・オブ・カード
海外ドラマってシーズンなんぼで、話数多くてっていうことで敬遠している方が多いと思う。
作品が多い、何から見ていいかわからない、誰かのオススメからで入ろう、って考えているでしょう。
で、あればこのハウス・オブ・カードというスーパー安牌でいい。
配信しているネットフリックスのオリジナル作品で、ユーザーの視聴傾向の分析で
- 『ソーシャル・ネットワーク』(監督デヴィッド・フィンチャー)は多くの視聴者がストリーミングを中断させず観ている。
- ケヴィン・スペイシーが出演している映画はよく観られている。
- 1990年のイギリスのテレビドラマ『野望の階段』はよく観られている。
(ウィキから)
100億円出資した作品だ。友達やたまたま見たブログでオススメしているような希薄なものじゃない。何と言っても固いのだ。ハズレじゃない確率が高い。
・最初に観る作品としてハズレじゃなさそうだ。んで、どんな話??
一人の野望ある政治家がホワイトハウス入りを成し遂げるんやで
・どこが面白いの?
主人公、フランク・アンダーウッドは独り言のようにしばしば我々視聴者に言葉をかける。
内心なんて思っているか、どんな手でくるか、なんていってくるか。そして言われたとおりの反応をしてきて、こちらに「ほらね」と目を向けてきたりもする。視聴継続を決意させたのは2話の序盤だ。
報道官から巨大企業のロビイストに転職した人が去った後、
「何たる才能の浪費。
彼はこの街の大勢と同様、権力より富を選んだ。
富など10年で崩れるフロリダの豪邸のようなもの。
権力は数世紀先まで残る堅牢な石造建築だ。
違いを知らぬとは愚かしい」
自分の野望のため傲慢な主人公へ、視聴者は畏敬の念を抱かせる。彼は魔王だから。
シーズン1 大統領との約束を反故されても院内幹事という役職でも力づくでやりたい放題する。面白いのは、上にあがるほど相手が思い通りにならないことだ。ドンドン権力をもっていくのに、それとは相反するように人が思いのままに動かない。
・今見るのはいい時期だよ
① ドナルド・トランプが勝った大統領選挙がもっと身近に感じられる。
シーズン4まで配信されており、シーズン4は2016大統領選の話題だ。
② 僕はシーズン4まで配信されている状態で見たんですが、各シーズンごと最終話が早く次を見たくて堪らない終わり方になっていて、イッキ見できるしシーズン5も2017年配信だ。(今までの配信日から察するに2月か3月。もうすぐだね!)
③ ちょうど年末年始だよ。時間あるよね。
・オススメのエピソード
シーズン2 1話
ラストのラストすっごい鳥肌たった。震えた。頭を垂れたであろう。そして、ラストカット。くぅうぅぅぅって唸った
シーズン2 3話
一度は共和党と手打ちしたのに、相手が採決になって怖気づいた。
民主党「どうやって寝返らせる。どうやって採決させる。
・・・・
なんとかいけそうだ。目処が付いた。」
共和党「それなら、こちらだって手がある」
民主党「アカンかも・・・何か方法はないか?
・・・
あった・・・」
共和党「そうは、い神崎(震え声)」
民主党「」
っていうやり取りが議会その場でやられる。面白すぎた。
シーズン2 13話
ラストカット。カッコよすぎて何回も戻して見た。
シーズン4 13話
ラストカット。カッコよすぎて何十回も戻して見た。
2.SUITS/スーツ
レアルのサッカー見てたら、解説の玉乃淳がスーツ面白いですよ。
ってその一言で見てみた作品だ。
何の前情報もなしに1話みたら止まらなかった。
左の天才弁護士と右の詐称弁護士(チート能力あり)のバディものだが、
休憩もせずずっと連続でみさせるのは、会話の面白さだ。
法廷のシーンが少なく緊迫感がそれほどないのが逆によくて、気軽に見れるようにしてあり弁護士だから口が非常にうまいのだがジョークの掛け合いが最高。
嫌味がまた笑えて気持ちいいんです。
何より弁護士先生を上回る強キャラ、ドナっていう女性を好きになってしまうはず。
ライバルであり嫌な奴の設定も上手くて、キャスティング完璧ですよ。
初見でこいつイヤやなー、見た目も喋り方が無理ってなる。
見た目ってデカイんだなぁと改めて気づく。左の天才弁護士、ほんと敏腕そうでしょ?
ベッカムにも少し似ている。
シーズン1の1話がこれなら、シーズン2の1話はこの話題しかないっていう脚本もまたうまかった。レギュラーで出てるキャラはみんな好きだ。ルイスもね。
ハウス・オブ・カードは面白かったけど、孤独に苛まれるから少し気持ち辛いこともある。だがスーツは勧善懲悪で気持ちいい。騙されることもある、ウソを付くこともある、同情したくなることも。でも最後の最後、黙らせて勝つ。
みんなプライド高いからツンデレなのがいい。嫌なやつばっかだけど、ドロドロ心に沈殿するものはない(シーズン1は)。いいドラマです。
3.フラーハウス
あーあーあーあー えゔぃえーゔぃうーええ えゔぃえーういー いつさんばでぃふーh-ふん
そう。フルハウスの続編です。
ですが、メインはD.J、キミー、ステフです。
他のフルハウスのメンバーは時々ゲストで出るぐらい。
1話見たときはあの大好きなフルハウスの続編だから、ミシェルはいなくてもみんな集まってすっごく嬉しかった。
でも、ダニーもおいたんも、ジョーイもここに住むわけじゃないって知ってすっごい寂しくなる。僕の大好きなフルハウスはみんないてこそだ。
話数を重ねても、ゲストで出てきて嬉しいけどどうせ帰ってしまうことがすっごくすっごく寂しい。でもいちいち会話は笑える。するとどうだろう、DJがダニーに、キミーがジョーイに、ステフがおいたんに見えてくる。
フルハウスのシーズン1とかでまだまだ子育てができなくて未熟だったけど、一緒に楽しく笑ってときには悲しんで成長していく彼らそのものだったので、もうあいつらがいなくても大丈夫だって思えてくる。DJとキミーの子供らが、もう愛おしくて愛おしくて。
また上手いこと続編として愛せる脚本にしたなぁと感心しきりぱなしだった。
吹き替え声優はもちろん同じだよ!
そんなフラーハウス。シーズン2が12月9日配信です。
また、タイミングいいですねみんな!見ようね!
最後に
ハウス・オブ・カードから僕のネットフリックス=海外ドラマ見る生活が始まったけど、時間がないって方は上であげた良作に出会うと習慣が変わりますよ。
面白いドラマがあるからそれ見るために今までイングレスに費やしてた時間が、海外ドラマへ。
ネットフリックスは習慣を変えます。
入会1ヶ月で見てきたのは、ハウス・オブ・カード→フラーハウス→ゲットダウン→スーツです。それでもまだまだ面白そうなドラマがあります。
楽しいね!
俺もHIPHOP初心者が聞くべきもの25選と同意見
あれば話し合う相違点
まずは一番手
二番手
んで(たぶん)3番手の、判断で、出す数選の前に話し合う相違点。
2番手の人のお怒りは至極理不尽です。
今HIPHOPはフリースタイルバトルブームのおかげで、すげー大事な時なんだよ。HIPHPOPカルチャーの進化の時なんだよ。そんな時にド素人が「初 心者が聞くべきHIPHOP25選」だあ?お前がHIPHOPに精通した人間なら好きにやればいいけど、なんだこのランキング。にわか丸出しじゃねーか。 HIPHOPに興味を持った初心者を惑わす記事書いてんじゃねーよ。
韻がしょうーもない自己紹介せずに、いっつ しょー たいむ って聞くべき一応10選言う前に言いたいのは
まず、最初の人つけてないですランキング これだけ聞いて会心する といいなー
勝手な解釈それが敗着、結構なブクマだがクソ見てぇな話題作
はてなに多い揚げ足取りでもしちゃいたい。
この人がやってんのはヒップホップ通がジッとするような納得の選曲であって
興味湧いた初心者が聞けるやつじゃないんですよ。
ブギー・バックを一番手もってくるのはいいのですが、次にギドラの未確認飛行物体聞いてもただただ眠いだけじゃないですかねぇ。
ブコメでも、~が入ってないだの言われますけど必要なのは初心者が聞いて、
あーなんかこれ違うわー聞きにくいわーってならないことだと思うんです。
にわか選曲、おおいに結構じゃないですか。それだけ有名なのは多くの人にウケたからであって初心者も入りやすいわけじゃないですか。んで大体、最初の人と2番手の人と曲はかぶるわけですがどうぞどうぞ
1
最初はラッパーで一番有名なジブラさんの超有名なライン
「俺は東京生まれヒップホップ育ち 悪そなやつは大体友達」からお送りします
ドラゴンアッシュ グレイトフルデイズ ふゅーちゃりんぐジブラさん
やはり、知らない人から入るよりはヒップホップ初心者なら名前ぐらい知っている人から入りましょう。KJの韻もわかりやすいですし、ほえーって感じで聞いてください。
2
続きまして、この曲の数年後ジブラさんはお怒りになられます。激おこです。
ハルマゲドンという曲で、名指しはしませんが「どこの坊っちゃんか知らねぇが、俺の猿真似だけならいらねぇな」と警告はしたそうですが、
キングギドラが蘇りましてディスソング出しました。
(ジブラとケーダブシャインは色々あります。ヒップホップは、サンプリングやラッパー同士のいざこざ等、文脈が多数あり興味が湧くとどんどん調べたくりなりますよ。サンプリングとか、ヲタ大好きじゃないですか。それに前提の文脈知って知識えたいのもヲタ向けだと思うんですヒップホップて)
ついに名指しで、「覚悟決めんだおめぇだケージェイ」「おめぇのグレイトフルデイズも今日まで」「声パクリ、そしてフローパクリ、ステージでも振る舞いも超パクリ」
とディスりまくりです。
正直、聞くだけの身としては最高に盛り上がります。浅香光代VS野村沙知代みたく血沸き肉踊る思いです。
この後、KJは雑誌のインタビューで一生忘れないと語ってますし、明らかに曲も変わりました。どんな感じでパクってたのか、D.Aのサマー・トライブとジブラのMr.ダイナマイト聞いてみたりするといいですよ。後ろに流れてる曲(トラックっていいます)は気にせずラップに集中して聞いてね
3
ディス・ソングって野次馬精神なのかかなり入り込みやすいのでオススメでして、次は
ライムスターのウワサの真相
マミーDがイルなんとかさんディスったりしました。
リリシストと呼ばれるイルなんとかさんの曲も聞いとくべきっちゃべきです。
Tha Blue Herb - My Heat - YouTube
1つの曲から元ネタやリリックの内容でさらに紹介したい曲が枝分かれになるので、そこもまた魅力
4
次は、日本語ラップで1つだけ、たった1つだけ代表曲としてあげろと言われればこれかなぁと。
ジブラのオススメな所はフロー(流れ、って言われますがラップのメロディとかリズムって思ったらすぐつかめると思います)がわかりやすく、
初心者でもマネというかカラオケでもいける所だと思いますが、
この曲、初心者の方のカラオケでは難しいフローです。でも聞いててカッコいい、すごいカッコいい。まずこの曲から入った人が、どんどん色んな曲を聞いていくでしょう。でも最後必ずここに戻ります。クラシックです。
冒頭の「And now for my next number, I'd like to return to the classics」の元ネタ動画見た時は感動しました。
5
ここまで古いのばかりですが、最近のってどうなってんの?って気になり始めたあなた!次に紹介させてもらうのは、KEN THE 390 フューチャリング数人
の真っ向勝負でございます。 けん ざ さんきゅーまる って読みますよ!
フリースタイルダンジョンで知ったあなた!知っている顔ぶればかりじゃないですか?
審査員のKENさん、晋平太さん(元審査員である運転者。彼が運転者とよく言われる理由や審査員からチャレンジャーになったのももっと違う理由があるんじゃないかとか色々あります)
チャレンジャーで出てきた、ニガリ、コペル、チコカリート と凄いメンツです。
のちのち凄いメンツって言われるのが確実っていう意味合いの凄いメンツです。
韻が5文字とか当たり前に踏んでてオススメです。
6
やっぱヒップホップはワルやで、ストリートや!ギャングスタや!ってイメージのお持ちでしたら、悪のガチ勢のMSC「音信不通」です。
モンスターとして出てるMC漢がいるクルー(グループだと思えばいいよ)です。
3:18~ MC漢のバース(1verseとか2verseとか聞いたことないでしょうか。複数のラッパーの曲だと、自分が担当のラップ数小節とか、間奏やサビまでのAメロとかBメロのラップをいいます)の
「ヒップホップが前提、気にしない世間体」はパンチライン(名言のことです。フリースタイルバトルでかなり出てくる単語であり、出すぎたためにその後に続く韻も予想できるまでになりました。 最後に「い」が絶対きます。パンチライン→感じない→段違い 大体これです)
7
ワルいのってええやん。カッコいいやん。最近のは?
そこで、AKLOさんですよ。PV必見です。全員悪人です。イメージ通りすぎて爆笑しちゃダメです。
悔しいかなすっごい頭悪そうなのに聞いちゃうんです。このトラック、フリースタイルのバトルでかかったりしますので聞いたことあるって方もいるかもしれません。
8
フリースタイルのバトルばかり見ていると大きな大会で必ず流れる曲が2つはあります。
1つめはオジロザウルス AREA AREA
2:33~ PVで明らかにアッチの葉っぱ吸ってるしぐさするのはいいのですかと驚きを隠せないと思います。
9
2つめはソウルスクリーム 蜂と蝶
トラックが良すぎて何度でも聞いてしまいます。ソウルスクリームのDJセロリのプロデユースやトラックの曲はめちゃくちゃ良いのが多いです。
ジブラさんのストリートドリームスもトラックとして選ばれること多いですが、DJセロリさんですよ。
10
ヒップホップ聞いててよく出てくる言葉やスラング(隠語)は
ディス
ライム
クルー
バース
とかでしょうが、こういう知って当然の単語同様、文脈というか歴史としてこれだけはってのがあります。 「証言」ですね。初めて聞くとくるものがないかもしれませんが、この曲は凄い人たちがいるの。伝説なの ってプラシーボしまくればめっちゃハマります。この曲だけは言い聞かすのが大事です。
ヒップホップ黎明期の曲で、今やベテランMCが勢揃いです。
この曲が建国記念日のようなものです。
以上 10曲(一応)ぐらいを聞くのがオススメです。ヒップホップ詳しい人が、これだけは聞いとけ系は文脈として把握してなければならないものではありますが初心者が聴きやすいものとは限りません。
んで、日本のヒップホップ聞く人には2つに別れるわけですよ。押韻主義かフロー主義かですよ。
フロー派なら数々のMCバトルで特に内容がないラップでもこいつのフロー聞くだけで、とりまきか知りませんがうおおおおってなる人の鎮座ドープネス
(曲よりはこっちのほうがいいかなぁと)
んで、韻踏み派はアイスバーンですよ。ダンジョンのマンスリー審査員のフォークさん所属です。
もうこのブログ書いた理由も、最終的にアイスバーンにたどりつくように仕向けたかっただけです。ラッパーとして、今であればR-指定が日本一だと思いますがフォークの音源での韻は日本一だと思います。R-指定より上です。
フォーク2バース目の
「滑りだしたアイスバーン 常に明日無い不安 と闘って また勝ってく
夢見がちなマイプラン を見てくれ意地になりすぎてクレイジー
家出る頃には過ぎてく 0時
生活が逆転して活性化 いつか成果出れば達成感
まるで活性炭 耳を貸せ一旦
やばいとこ見てまた生還した正気帰還者
多少危機感があっても走ってく蒸気機関車の
NIGHT便 IとB 醍醐味は無い富
増やすまで出来ない冬眠 ふぁいとみー」
どんだけ韻踏んでるか。凄すぎますって。韻踏んでる方に興味が湧いた方はアイスバーンとフォークの客演さぐってください
2017.1.23追記。アイスバーンがフリースタイルダンジョン出たので、記事書きました。ぜひぜひ
ここ最近のアニメで最高傑作!は『ピンポン』だけど、『SHIROBAKO』を振り返る!
なんかここ最近で最高傑作とか言われちゃったんで、それは「ピンポン」だろ!!と怒りの記事書くわけではないです。ちなみにピンポンはここ10年ぐらいで最高傑作です。
ネタバレあります。
さて、アニメ「SHIROBAKO」ですが普段見ているアニメはどういう風に作られているのか。それをアニメを通して表現するっていうメタアニメになっております。
絵を描いて、声入れて。それと、薄給に重労働。それがザックリとしたアニメ作りへのイメージでした。
1話を見た時(1話はニコニコ動画で見れますので見てはいかがでしょうか。)、予定通りにいかないこと・そこから周りのスケジュール調整と疲弊しまくりでやっぱアニメ作りって辛すぎるんだなぁ(小並感)でしたが、同時に思ったのが辛い労働環境で何故それでも彼らはアニメを作るのか。(BD/DVD見てからじゃなくて、本放送1話で思ってるからね!↓)
それがこのアニメのやりたいことなんじゃないかと思いました。
SHIROBAKO、かなり良かった。感想で、こんなに頑張ってるんだから叩くなっていうメッセージか?とか言ってる人いてやっぱ作り手ってスゲー可哀想って思った。 この作品の落とし所はそこじゃなく、こんなにシンドイのにそれでもアニメ制作に関わる理由って所しかないと思うのだけれど
— ポン酢のいいなり (@disco_is_back) 2014, 10月 10
当然、やりがい搾取だとかもっと過酷だとか批判はあるでしょう。
ですが仮に、リアリティのあるまんまの環境をアニメにした所で面白いのでしょうか。その企画が通るのでしょうか。そこを面白おかしくアニメで表現してこそ、アニメーションやないか!か!
そこでキャラデザは実際にアニメ作り手としてモデルがいる製作者のキャラと、主人公達5人のいかにもなデフォルメアニメキャラと分けていると思います。
5人の顔一緒じゃんっていうツッコミ見た時、意図的にこうしてるんじゃないかと思いまして。(以下、めんどいのでキャラとアニメキャラとして分けます)
アニメ制作をアニメとして放送するという構造で、みんながみんなアニメキャラではなく主人公たち5人がアニメキャラだと思ってます。
(でも最終話エンドロール、コミュ障だが可愛すぎる久乃木さんはミムジーとロロのぬいぐるみに気づきました。彼女もアニメキャラだと思います。いねーよこんな人現実にって思いますし。)
なので、アニメ終盤へのツッコミとしてあったご都合主義というのもぼくは肯定的です。これはみゃーもり達5人が主役のアニメですから王道展開やご都合主義あってもいいじゃないですか。
・(きつい労働環境)それでも何故アニメをつくるかについて
本作の物語上終盤23話で監督が原作者にアニメ「第三飛行少女隊」の解釈に対して、少女達が飛ぶということはどういうことかがテーマではないか。そこで監督が三女を語ることはアニメ制作での出来事のそのものです。
21話冒頭ではキャラ達が、「自己表現ってやつ、俺がみたいものをつくりたい、子供の頃からぬりえがすき、好きなことを続けてるだけ」等々語りますが23話ではキャラの監督がきつい戦いも仲間がいるから戦えると答えます。
これらがアニメSHIROBAKOを作っている実際の人たちのキツイ労働環境でも何故アニメを作っているかの答えです。それをキャラ達に語らせました。
ですがそこから原作者と意見の相違があり監督は「三女のアリアは責任感や罪の意識では飛べない。アリアの個人的な内面の問題を解決しないと飛べない。アリアが自分自身で飛ぶ意味を見つけないとダメ。アリアに夢や希望を与えられる存在」ということに気づきます。
三女を自分達アニメ制作と重ねて語った監督、ここで伝えたかったことが達せられたと思います。その上でアニメSHIROBAKOのアニメとしての着地をどうするか。
三女のアリアはアニメキャラである主人公みゃーもりと重なります。
7話で安原さんが「おいちゃんのこれからっていうのは?最終的に」って聞いたことがありましたし、20話でラストで第三飛行少女隊のアリアと自分を重ねて「やりたいことなんてない。これから見つけられるかどうかもわからない」と言い彼女が今後もアニメの現場で働く意味を見つけられていませんでした。
23話終盤で、主人公5人の中で一人うまくいってなかった声優のズカちゃんがようやく4人が仕事しているアニメ作品での現場にこれました。アリアは仲間の妹との出会いがきっかけで夢や希望を与えられ飛ぶ意味を与えてもらいましたが、みゃーもりにアニメで今後やっていく夢や希望を与えてくれたきっかけはズカちゃんです。
アリア=みゃーもり
アリアの仲間の妹=ズカちゃん としてしっかりメイクミラクルできてます。
アニメの中のアニメ(第三飛行少女隊)と、このアニメ(SHIROBAKO)をどこを重ねどこを重ねちゃいけないのか。もしこのアニメ内の監督が言うようにチームとしてやっているから、という結論だとSHIROBAKOを作っている人たちの思いの代弁にしかなりません。この作品はアニメです。中身はこうですっていう、ドキュメンタリーじゃありません。
みゃーもり達ならこうする、こう考えると、想像して作っていると思います。俺達製作側はこう思っている、それをアニメで単純に語りません。それはキャラたちに語らせ、アニメキャラ達にはアニメとしての物語で着地させてました。
アニメを作ることが好きでアニメを作る人も好きってみゃーもりはこれからもアニメ作っていきたいって宣言します。夢や希望を与えられ、目の前で精一杯だった時とは違いもっと先を見れるようになりました。
最終話24話の打ち上げでは、みゃーもりにスポットライトをあてて乾杯の音頭をとります。
こんな色んな人が関わっている、物語を考えたり、キャラを考えたり、それを活き活きと動かしたり、演技や、音楽。色んな人の色んな力や才能、直接的なことだけじゃなく過去からとか別の作品や会社から~ この演説が最高です。
面白おかしく視聴者に見てくれるようにはしてますが、このアニメはブラック労働環境を美化なんかしてないですよ!キツイことありまくりです。それでも我々はアニメでやってきます!だから、
アニメに関わるすべてに皆さんにありがとう ですよ。この演説は
号泣メェーン!
アニメってええやん。素敵やん。
ですよ。